水筒のすすめ

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魔法瓶の水筒

魔法瓶の水筒は、いつまでも冷たいまま、暖かいままなのか、疑問に思ったことはありませんか? それまでのポットとは違い、保冷性や保温性があることから、魔法のような瓶だということで、魔法瓶と呼ばれています。魔法瓶はそのとても便利な特徴から、水筒だけではなく、生活の中で様々なものに使われています。日ごろ気にしないで使っている物の中にも、魔法瓶のものはたくさんあるのですよ。ちょっと台所周りを見回してみてください。もしかしてこれ? と思う物がきっとあるでしょう。

魔法瓶って?

水筒世界で最初に魔法瓶を世の中に出したのは、サーモスというメーカーです。1904年に製品化されました。保冷性や保温性が高く、長い時間がたっても中の物が冷たいまま、暖かいままで保存できるものです。魔法瓶はポット型のものと水筒型のものとがあります。一番身近なものとして、水筒やポットなどの他に、コーヒーメーカーのポットなどがあります。入れたてのコーヒーを暖かいまま飲むことができます。言われてみれば……そう気づいた人も多いのでは?

どうして冷たいまま?暖かいまま?

通常の水筒などの容器の場合、中に入れたものがその入れ物の内側に触れているため、熱や冷たさが伝わって、容器の外側へと逃げてしまいます。魔法瓶はこれらを防ぐ構造になっているのです。中に入れたものの温度が急激に変わらない魔法瓶。初めて使った人には、まさに魔法の瓶だったことでしょう。過去の壊れやすいガラス製の魔法瓶から、壊れにくいステンレス製の魔法瓶の開発をしたのはなんと日本です。その後、ステンレス製の魔法瓶よりも軽量なチタン製の魔法瓶を開発したのも日本に企業でした。

魔法瓶の構造

魔法瓶の仕組み物同士が触れ合っている部分からは、熱や冷たさが逃げてしまうため、魔法瓶の容器は二重構造になっています。この二重になっている間を真空にすることで、熱や冷たさが容器の外に逃げ出さないようになっています。しかし、人間の手によって、完全な真空状態は作り出すことができないので、保冷・保温効果がいつまでも続かず、あくまでも『長時間』というのはそういうことなのです。

もう一つの構造として、中に入れられたもののエネルギーが電磁波として放射熱になって逃げてしまい、ぬるくなってしまうことの防止策として、内側を鏡面にしています。電磁波は真空も突き抜けてしまいますので、鏡のようにすることで反射させ、跳ね返らせて外に逃げ出さないようにしているのです。この鏡面というのも完全なものは作り出すことができません。そのため、1割程度は吸収されてしまいますので、完璧に内容物の温度の放射を防ぐことができないのです。

魔法瓶はあくまでも長時間保冷・保温するものであり、いつまでもその温度を保っているわけではないのです。けれど、水筒にお茶などを入れて持ち歩いても、その中身を飲むのが次の日というわけではありませんので、お昼休みなどに水筒の中身を飲むのにはちょうどよい感じになるでしょう。

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今と昔の真空処理の違い

魔法瓶の真空処理は、どのように行われているのでしょうか。真空処理の方法は、昔と現在では方法が異なります。サーモス製の魔法瓶を例にあげてみると、魔法瓶の底につけられたパイプから中の空気を抜いた後に、パイプを密閉する方法がとられていました。この方法だと、どうしても底の部分にパイプが少し残ってしまいます。現在の方法は、魔法瓶の底に穴を開け、巨大な真空チェンバーと呼ばれる装置の中に入れます。その後、真空チェンバーの内部を真空処理することにより、入れられている魔法瓶の中も真空になります。そして、底の穴を熱処理によってきれいにふさぎます。これにより、底もきれいな状態で真空処理ができるのです。


売れ筋の商品レビュー
  • 発売日 : 2009/02/21
  • 出版社/メーカー : THERMOS
  • おすすめ度 : (5 reviews)
    4おおむね満足
    4気に入っています
    5前モデルよりも良い!
    5予想以上
    5小学生にお勧め(進歩しています)

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